蓮舫参院議員と国対委員代理の山井和則衆院議員は8月21日、故ジャニー喜多川氏による性加害を訴えている石丸志門さんと国会内で懇談しました。今回の懇談は、8月7日の国対ヒアリングにおいて、石丸さんより、「(芸能界で活動していた)蓮舫議員に会って話をしたい」との意向を受け実施されました。

 懇談の冒頭、山井議員は出席した石丸さんに対し「誹謗中傷もあり、身を削りながら勇気をもって発言をしてくださっている」ことに謝意を表明しました。また、国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会が、「政府が主な義務を担う主体として、実行犯に対する透明な捜査を確保し、謝罪であれ金銭的な補償であれ、被害者の実効的救済を確保する必要性」があるとしたことを踏まえ、「政府が動くべきだ」と強調しました。

 石丸さんは「人権じゅうりんを見逃さない態度を国がとってもらいたい」と述べ、「私だけではなく、PTSDやうつ病で悩んでいる多くの被害者がいるのは事実」だとして、「国が動くことが、私たちが顔と名前を出した意義がある」と強調しました。

 蓮舫議員は懇談の前に、外務省、内閣府、こども家庭庁の担当者からレクを受けたことを明らかにしました。また、国連作業部会が「タレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれる」とした報告について、「想像を絶する」ことであり、「一人ひとりの人生を重く受け止め、ご助言をいただきながら、再発防止策などについて進めていきたい」と述べました。

 懇談後、記者団の取材に応じた石丸さんは「秋の臨時国会でこの問題を取り上げてほしい」と訴えました。蓮舫議員は立憲民主党が提出している法案(地位利用第三者児童虐待防止法案)も踏まえ「優越的地位を利用した若い子たちへの被害を防いでいくため、法体系も含め、国会でしっかり議論していきたい」と応じました。

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