逢坂誠二代表代行は5月28日、参院山口選挙区の秋山賢治総支部長と山口県下関駅で街頭演説を行いました。司会は、酒本哲也県議が務めました。

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 秋山総支部長は、コロナ禍や物価高による影響から、国民の暮らしを立て直すことが必要だと語り、立憲民主党が国民の暮らし、命、平和を守るために「生活安全保障」を掲げていると訴えました。

 また、今の状況では3年後の参院選まで衆院を解散せず与党の強硬な政治が続いてしまうかもしれないと指摘。今夏の参院選挙が非常に重要な選挙であるとして、「どうせ変わらないだろう」ではなく、「どうせなら変えよう」と訴えました。

 「自民党では、この日本、山口を変えることはできない」と訴え、一強政治に対峙する政治勢力としての立憲民主党の政策への理解を求めました。

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 逢坂代表代行は、山口には有力な与党の政治家が多いにもかかわらず、人口減や商店のシャッターが閉まっていることなどを挙げ、来県する度に元気がなくなっている気がする、残念な状態になっていると思わざるを得ないと語りました。

 そして、「やはり、これまでの政治がおかしい」「国民を向いた政治をしていない」と指摘。アベノミクスで大企業が儲かったが、その恩恵が庶民まで来ていないと語り、30年賃金は上がらず、この10年は目減りしているのが実態だと述べました。

 2009年の政権交代で民主党は、教育の無償化と賃金を上げることを訴えていたが、同じことを今の与党が言っている指摘。また、子ども手当も当時、ばらまきだと批判を受け、東日本大震災もあり、財源にも限りがあることから中断せざるを得なかったが、今になって与党も子ども政策を手厚くすることを訴えているとして、「10年遅い。10年前にやっていたら、今の子どもたちはもっと伸び伸びと暮らすことができたのではないか」と指摘しました。

 秋山総支部長について、自民党の地盤が強い山口に風穴を開けるという思いで大きな決断をし、立憲民主党に来てくれたと語り、この思いに応えないといけないと訴えました。

 今夏の参院選については、一票でも多い票を積み重ねることで、「(今までと違い)何かおかしい。山口から変化が始まるぞ」という状況を作っていきたいと訴え、支援を求めました。

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 街頭演説の前には、県連大会、秋山総支部長を激励する集会が行われ、大会には連合山口の伊藤正則会長らが来賓として出席。逢坂代表代行も出席しあいさつしました。

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県連代表の小田村克彦県議
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あいさつする連合山口・伊藤正則会長
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 また大会後、逢坂代表代行は記者団の取材に応じ、山口での参院選の戦い方を問われ、「一強体制の強い政権が続き、(与党に)地元出身の議員がこれほどいても、地域が良くなっていないのはなぜか、そういう実態を皆さんに受け止めてもらいたい」「本当に国民のためになる政治とは何か」「国民の生活を良くする党はどちらだ」といったことを訴えていきたいと語りました。

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