泉健太代表は4月29日、青森県青森市内で開かれた街頭演説会で、田名部匡代参院議員、升田世喜男衆院青森1区総支部長とともに立憲民主党への支持を訴えました。

 田名部参院議員は男女間の賃金格差に言及し、「この時代になっても、男女の賃金格差はまだまだ世界と比較しても大きい。同じように働いて、家事における役割分担も多い。女性の賃金が低いことに加えて正規と非正規の賃金格差がある。特に女性の方がパート・アルバイトという働き方が多くなっているため、なおさら賃金が低いという状況になっている。しっかりとこの格差を埋めていかなくてはならない」と、力を込めました。

 泉健太代表は、「平成の30年間は、一貫して地方の人口が減って、都会の人口がどんどん増えていった時代だった。私たち立憲民主党は、あらためて、地方を大事にていくことを表明したい。特に地方で農林水産業に従事する皆さんの懐が温かくなるような政策や制度を作らないといけない。そのためには田名部さんのような人材が必要だ」として、地方が豊かになる政策を実現していくために田名部参院議員を応援してほしいと述べました。

 升田総支部長は、「青森県の衆参両院の国会議員の中で唯一の野党の現職国会議員が田名部さんだ。夏の闘いで、衆院に加え、参院も自民党一強になったら権力が暴走するのではないか。政治の世界は、緊張、競争の上に成長が生まれる。青森県の政治が守りに入らないために、切磋琢磨の状況を実現してほしい」と訴えました。